デンマーク視察3日目

ドイツとの海底トンネル建設地から

ドイツとの海底トンネル建設地から、洋上風力発電161基を臨む。原発2基分の能力。
事前の環境影響調査結果を、情報開示の上、議論し建設を進めている姿勢、学ぶところが大いにありました。ハイブリッドフェリーが、引き込み線の鉄道に荷物を移し替える速さにも驚きました。

風力発電のユニット

農地に立つ風力発電のユニットを視察。都会のコペンハーゲン市の公社が風車を所有するとはいえ、田舎に住む農場所有者に収入が入り、農家の経営体力の強さに繋がる。
経営面積がとても広いという違いはありますが、農業にも良い循環を生む仕組みづくり、日本においても急務であると考えます。

 

リサイクルセンター

市民自らが40種類に分別する事で、可燃ゴミが10%を切っているのにまだ歩みを止めない人々。持続可能性についてトップランナーとなる。次代の実験場となる、トレンドフォロワーではなく、トレンドセッターである事による果実を多くとる、戦略を感じます。この動きを推進させた行政トップ。選挙後も政治家と市民が対話を重ねる風土を作っていかなくては。

 

コペンハーゲン空港にて

コペンハーゲン空港にも、回転寿司が。機器は日本でも見慣れた形状でしたが、石野製作所謹製だったかは聞けませんでした。
空港自体も持続可能性をうたい、ゼロエミッションを宣言する。現状の追認、対処療法ではなく、理想を掲げることも、政治には必要と考えます。

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